宇治茶の入れ方のポイントとは?

2021/08/05 コラム

高級茶として知られる宇治茶ですが、入れ方によっておいしさが変わります。
そこで今回は、おいしい宇治茶の入れ方を見ていきましょう。

▼緑茶とは異なる宇治茶の入れ方のコツ
同じ緑茶でも、宇治茶には宇治茶ならではの入れ方のコツがあります。

■宇治茶の種類を知ろう
宇治茶と一口に言っても、お茶の種類はさまざまです。
最も高級とされるのが玉露で、玉露と煎茶の間に位置するのが冠(かぶせ)茶、さらに玉緑(ぐり)茶と新茶に分かれます。

■適した湯温を知ろう
お茶の種類によって、お茶の旨味を引き出すのに適した湯温が異なるのが、宇治茶の特徴です。
そのため、おいしい宇治茶の入れ方では、それぞれのお茶に適した湯温を頭に入れておきましょう。
玉露は約60℃と低めが適しており、冠茶は約70℃、玉緑茶と新茶は約80℃とやや高めです。

■宇治茶の入れ方の手順
宇治茶を入れる際は、沸騰したお湯をまず湯呑に注ぎます。
こうすることで、湯呑に注いだ時にピッタリの量のお湯になると同時に、お湯を冷ますことができるからです。
湯冷ましを使う際も、まずは湯呑に入れて量を測り、それを湯冷ましに入れるといいですね。
茶葉は急須に入れ、ここにそれぞれのお茶に適した湯温になったお湯を注ぎ、蓋をして待ちましょう。

■待ち時間はどのくらい?
おいしい宇治茶を入れるには、茶葉ごとに異なる待ち時間を知っておくことも大事です。
玉露は低めの湯温でじっくり出すことで、宇治茶のおいしさを引き出しますので、2分が適しています。
冠茶は1分半、玉緑茶はおよそ50秒、新茶は最も早くて40秒が目安です。
日本だけでなく、今や世界中にそのおいしさが知られている宇治茶だけに、おいしく入れるには覚えることもたくさんありますね。

▼まとめ
宇治茶をおいしくいただくには、宇治茶ならではの入れ方で入れるのがコツです。
茶葉に合わせてお湯の温度を使い分け、待ち時間もしっかり測るといいですね。
当店の通販サイトではよりすぐりの高級宇治茶を揃えておりますので、ご自宅で当店自慢の宇治茶をご堪能ください。