お茶の種類はなぜ多い?

2021/08/17 コラム

日本のお茶と言えば緑茶ですが、その種類は実にさまざまです。
そこで今回は、なぜこんなにお茶の種類が多いのか、その理由を見ていきましょう。

▼お茶の種類が豊富な理由
お茶の種類が豊富なのには、いくつか理由が挙げられます。

■育て方
お茶の育て方には2種類あり、直射日光を当てて育てる方法と、直射日光を遮って育てる方法です。
直射日光に当てる育て方を露地栽培、遮って育てる方法は被覆栽培と呼ばれます。
露地栽培では、お茶の甘み成分のテアニンが、直射日光によってカテキンへと変わっていくのが特徴です。
カテキンは渋み成分ですので、甘みと渋みのバランスが取れた味わいになります。
一方の被膜栽培では、直射日光が当たらないため、テアニンが多く含まれ、カテキンは少なめです。
したがって、お茶を入れた時に渋みがなく、甘みを強く感じるお茶に仕上がります。

■茶摘みの時季
お茶は摘み取る時季によって味わいが異なるのも、種類が多い理由です。
例えば、その年の最初に摘み取ったお茶は新芽だけのため、新茶あるいは一番茶と呼ばれます。
次いで摘み取られたお茶が二番茶で、その次が三番茶といった具合に続くのも、お茶の種類が多くなる理由です。

■味の違い
かぶせ茶は、新芽が出てから摘み取りまで、一切日光には当てません。
緑色が非常に濃く、日光に当たらないことから渋み成分のカテキンがないため、お茶の旨味を強く感じられる種類です。
玉露は、新芽が開き始めたころに20日間ほどわらをかぶせますので、こちらもカテキンが少なめの甘いお茶になります。
煎茶は、新芽が出てから摘み取るまでずっと直射日光に当てて育てることから、甘さと渋さの両方を持ち合わせた味わいが特徴です。

▼まとめ
お茶の種類が多い理由は、日光や茶摘みの時季、味の違いなどのさまざまな要因が関係していることがわかりました。
同じ緑茶でも、要因の違いで味わいまでガラリと変わるのが、お茶の興味深いところですね。
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