お茶を煮出しで作るときの注意点とは?

2021/12/22 コラム

夏場には水分補給のために煮出したお茶を冷蔵庫で保存しておく、という方もいるのではないでしょうか。
ペットボトルを毎回買うよりも安いなどメリットもありますよね。
とはいえ、お茶を煮出しで作るときにはいくつか注意点があるのです。
詳しく解説していきます。

▼お茶を煮出しで作るときの注意点
煮出しとはやかんに水を入れ沸騰させ、その中にティーバックを入れて煮出す方法です。
お茶の香りや風味をしっかりと感じられるといった良さがあります。

ただ煮出したお茶は、冷やし方によっては雑菌が繁殖しやすくなるので注意が必要です。
特に煮出した後、冷めるまで常温で放置しておくのはやめましょう。

雑菌は30?40℃の温度帯を好むと言われています。
煮沸すると水道水に含まれる塩素も消えてしまうため、その温度帯に長時間置いておくと傷みが進みやすくなってしまうのです。
お茶を煮出しで作る際は、やかんごと急冷させることがポイントになります。

▼いつまで美味しく飲める?
煮出しで作り冷蔵庫で保存したお茶の賞味期限は2?3日程度です。
これは水出しで作る場合も同様になります。
なるべく早く飲みきるように心がけてください。

また傷みのサインとしては、
・風味や味の変化
・においの変化
・よどみの現れ
・表面に膜が張る
などがあります。

▼まとめ
煮出しのお茶はお茶の香りや風味がよく感じられる一方、作り方を間違えると雑菌が繁殖しやすくなることがあります。
おいしくお茶を飲むためにも、煮出し後の冷やし方には気をつけ、2?3日以内に飲みきるようにしましょう。